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・海外事情と私の帆船
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第2のふるさとを海外で見つけるロングステイ(その2)
2008年5月27日
前回(4月27日)の続きになりますが、何がそんなにマレーシアがいいのかについてお話をしましょう。
先ず、大きな題目を6つ挙げてそれぞれについて簡単にお話をさせていただきます。
@自然と風土・・・海、島、手付かずの自然(ジャングル)
A人と文化・・・3民族の混合文化
B余暇を過ごす施設の充実・・・プール、ゴルフ場、リゾートホテル、カジノなど
C食生活の多様さ
D物価の安さ
E安全さ
@自然と風土・・・海、島、手付かずの自然(ジャングル)
マレーシアはご存知の通り、南北に細長い半島(本島)と東側にあるボルネオ島に分かれています。首都のクアラルンプールはKLと略され、本島の中央にある 近代的な大都市です。モノレールやLRTと呼ばれる電車で移動できます。勿論タクシーもありますが、道路は混雑の極みで時間どうりにはつけません。東京以上 の混雑です。郊外への移動は高速道路もかなり発達していて便利です。道路はイギリス式の、日本と同じ左側通行なのでレンタカーも大丈夫です。 街といいましても混雑する所は狭い範囲です。直ぐ緑の多い郊外になり、日本の大都会のようではありません。年中暑くて月の平均気温は26〜29℃位です。 自然のままの免税の島がランカウイ島で、酒の飲み放題です。ペナン島も有名ですが海は綺麗でなく今は人気がありません。KLのすぐ北がこの辺の避暑地である キャメロンハイランドです。ものすごく珍しい昆虫類が多く、研究家も多いとか。この北が、ゲンティンハイランドでカジノがありシンガポールから多くの人々 が集まります。
一方、ボルネオ島の方はジャングルです。オランウータンはいっぱいいますし、世界一大きい花のラフレッシャーが咲きます。ご存知の方もおられるでしょうが この花は何時咲くか解らなく、1週間位で枯れてしまいます。以前すんでいた時に、現地にアンテナを張って蕾がでてきたと聞いてその週末に飛行機で飛んで行き ようやく見れたほど貴重な物です。勿論海は白い砂浜で透明ですし、沿岸には無人島がいくつもあります。ダイビングポイントも世界的に有名な所があります。 昔お馴染みの、サンダカンやハリマオの地です。余談ですが、ハリマオは理髪店の人だったとか読んだことがあります。
A人と文化・・・3民族の混合文化
これは以前の柵にも書きましたので割愛いたしますが、3民族それぞれの文化がありますので文化のデパートですね。正月もそれぞれの民族で違いますので、関係 のない我々はこの3回の正月と自分自身の本当の正月の、計4回を1年間にこなしておりました。民族の割合はマレー系マレー人が6割、マレー系中国人が3割、 マレー系インド人が1割です。どの民族も親日的で簡単に友達になれます。ただのんびりしているのは、マレー系マレー人ですね。歩く速度は暑い国の人はどこで もゆっくりです。
B余暇を過ごす施設の充実・・・プール、ゴルフ場、リゾートホテル、カジノなど
さていよいよゴルフです。このゴルフ場のすごい事。これも以前書きましたので程ほどに。まずはテンプラーパークですが、ここはジャンボ尾崎が監修したとても 面白いコースです。特に最終ホールはプレーヤー自身が選択できるチャレンジコースで、どちらにしても天国と地獄の紙一重というのが直ぐに実感できます。
前にサルの事を書きましたのはサウジャナですが、その他カジャンヒル、グレンマリー、アファモサなど素晴らしいコースがいっぱいです。また、海に面したコー ス、海に沿っていくコースなどいろいろあります。ここで風がどれだけ嫌な物かを経験しました。
ゴルフばかりではありません。リゾートホテルがいいのです。プールサイドで本を読んだり、音楽を聴いたり、それはハッピーな至極の時間を過ごせるでしょう。 海の上のコテージもあり、例によりそこから釣りも出きますし、乗馬、パラセーリング、水上バイクなどのアクティビティーも数多くあり充分楽しめます。
C食生活の多様さ
そしてもっと興味が有るのが食文化でしょう。中華料理からマレー料理、インド料理、日本食、イタリアン、フレンチなど手軽に安く食い放題です。因みに私は 飲茶が大好きで、何時も機会がある度に一皿100円ぐらいで食べておりました。皿上のご飯に自分の好きなおかずを3品ほどかけて食べる、なんていうのか知り ませんが、現地の人と一緒に食べるのも好きでした。
勿論、日本の食材も伊勢丹(三越)やジャスコ(イオン)などで手軽に買えますし日本食レストランも至る所にあります。
D物価の安さ
最近どこもインフレ気味で物価上昇が大変ですが、それでもまだここは日本の1/3〜1/4位でしょうか。交通費が極端に安いですね。これは韓国もベトナムも 同じですが、ホテルは上がりました。特にWTOに加盟してからのヴェトナムは2〜3倍です。マレーシアはまだそれ程ではありませんが、5年前より3割位は上 がりました。でも日本と比べますと、ビジネスホテルの3倍ぐらいの広さの大きい部屋が、ツインタワーの近くで6,000円位です。朝食付きで。
電車賃は60円位で市内の端まで行けます。マーケットと申しますと、日本ではスーパーマーケットですが、海外では市場になります。食料品なら牛から蛙や野菜 果物、花などなんでもあります。ただ魚はあまりおいしくなかったようです。ズボンの裾が下の洗い水にすれないように、捲り上げながら買い物をしないといけま せん。デパートのスーパーマーケットは勿論日本と全く同じです。
E安全と病気
これが一番心配でしょうが、マレーシアは銃所持は勿論禁止ですし傷害事件などは非常に少なくでは、人口の割合いでは日本よりも安全だと聞いております。 ただ、引ったくりと置き引きは間違いなく多いので、これだけは気をつける必要があります。私の周りでも何人も被害にあいました。幸い私は一度も遭遇してお りませんが、パスポートを取られては本当にに大変ですから。
それから病気の場合ですが、KLのいくつかの病院には日本語を話せる医者も居りますし、いなければ日本人の看護士が通訳をしてくれる所が沢山あります。 ただ、持病があり薬を飲んでおられる方は、英語の診断書と薬の名前を書いて持っていたほうが間違いがないと存じます。これも先に述べました準備に当ります ので、この辺をトータルで用意する必要があります。
マレーシアに限った事ではありませんが、健康保険に関しましても日本の保険が使えますのでご心配は要りません。
長くなりましたが、このようにいろいろご準備をされる事が大切に存じます。しっかり計画をされて一度トライしてみるのはいかがでしょうか。
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第2のふるさとを海外で見つけるロングステイ(その1)
2008年4月27日
以前にも海外ロングステイの事を書きましたが、チラホラ反響がございましたので久し振りにもう少し掘り下げて書かせていただきます。
ロングステイと言う言葉は(財)ロングステイ財団(http://www.longstay.or.jp)の登録商標になっております。私もロングステイ財団に加入しておりまして、 ロングステイのアドバイスができる「ロングステイアドバイザー資格」を取得いたしました。得意地域としましては、マレーシアに8年間赴任としてですが住んで おりましたので、このマレーシアと弊社現在工場があるベトナムホーチミンを主に紹介させていただいております。
ロングステイ財団ホームページ(http://www.longstay.or.jp)のアドバイザーのページで、得意地域マレーシアか得意分野FP、マンション管理士、宅建でお探し いただければ表示されると存じます。
しかし、北陸の地域ではまだまだこちらの仕事は少ないのですが、今後少しずつ多くなるように感じております。 ロングステイ地でここ1〜2年で一番人気のある国が実はマレーシアなのです。8年間夫婦で生活してみて、実に生活しやすい国だと実感し尤もだと思います。 これにつきましては、具体的にこの次の章(その2)でお話しようと存じます。
財団では、ロングステイの定義は次のようになっております。
@移住や定住ではなく帰国を前提として一箇所に2週間以上滞在する事
A生活に必要な居住施設を保有するか賃貸して生活をする。ホテルでも良い。
B余暇を活用し現地の人と文化的交流をする。
C旅行と違いその地で食材を購入して食事を用意し、ゴルフや水泳、語学学習などをして日常の生活をする。
D生活資金の原資は日本にあり、現地で労働収入を得る事はしない。収入は年金、配当、不動産収入、預貯金で生活をする。
人生80年といわれますが長い人生にはいろいろあると思います。仕事上の悩み、心や体の病気、対人関係や社会、世界との関わりなど数え切れない事柄が降り かかります。地域に溶け込んでしまいますと、狭い思考でしか考えられなくなり問題解決の方法が限られてしまします。特に定年になり退職をしたばかりの方々は 、これからの余生をどのように生きるか解らないまま過ごされますとストレスの原因にもなります。これらの事を解決するのに、自分の世界だけで考えても限りが あります。そこで外に目を向けると新しい世界があり、きっと有意義な余生を演出してくれるだろうと思うのです。 これがリフレッシュ効果のロングステイの意義だろうと存じます。
つまり具体的には次のような効果が有ると存じます。
@日常では体験できない経験をする事により、新たな発見があり自身の知識が向上します。見る物する事が全て新しい事で本当に嬉しくなります。
A自分の経験を活かし、現地でいろいろなボランティア活動や交流を図る事により自分も満足が行くようになります。
B日本を長く離れる事で、日本の良い所悪い所が見えてきて比較対照して考えられるようになります。
C自分の事を何も知らない非日常空間への移動は、自分を見つめ直す事ができ、高効果なリフレッシュになります。
D冬雪の多い地方の人は避寒や病気予防が出来、安全に生活が出来ます。例えば雪の多い12月〜3月までの間をロングステイ地で過ごすのも一考でしょう。
また、花粉症の方はその辛い期間を花粉のない国で快適に過ごせすのも宜しいかと存じます。
E生活費の安い国に行けば、日本と同じ生活費でいろいろな体験が出来楽しいものです。
このようにいろいろ楽しい事が待ち受けてはおりますが、成功させるには何時でも周到な準備が大切です。何がしたいのか?誰も邪魔しない所での帆船造りか、 ゴルフか白い海辺での読書か、ヨーロッパの中世時代の名残に親しむのか、それによって行く所も期間も違いますので、先ずはご自分の目的をはっきりさせると 宜しいでしょう。また、ご家族で行かれるのかお友達と行かれるのか、我が経済状態は大丈夫か、などなどそれぞれにきちんとした準備が必要になります。 次に必要なのが、行きたい所に下見に行く事です。これは、よく知っている人に付いて行った方が、旅行で見てくるよりも正確でよく解ると思います。人に聞いた り本を読んだりして思いを馳せらせましても、これこそ”百聞は一見にしかず”です。食べ物が合うか、気候が合うか、希望する施設があるかなど我が目で確かめ る事が本当に大事です。
先ずは夢から、そして少しずつ準備をして現実に。このプロセスにはやはり最低一年ぐらいは必要でしょう。
足腰がある程度丈夫で、つまり、飛行機に搭乗する時にたまーに、または小さい空港などではタラップ(階段)で搭乗する場合がございますので最低あれは登れな いとロングステイは困難になります。このようにある程度健康なうちに実行される様に準備をしていただくと宜しいかと存じます。
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財宝
2007年6月4日
左の写真はマラッカの町にある博物館の船、フロール・デ・ラ・マール号(ポルトガル)です。
スマトラ大地震がありました海域付近で、1511年に沈没した船です。1990年頃に引き上げられてストックホルムのヴァーサのように博物館になったようです。
私のマレーシア時代の大先輩から最近連絡をいただきまして、この船の詳細やマラッカ海峡に沈んでいる多くの船の名前と沈んだ場所が載った図面をいただきました。それによりますと、主な船だけでも50隻は沈んでいるようです。なんと金塊や装飾品なども運んでいた日本の潜水艦や巡洋艦なども海の墓場にいるようです。このような船がそれぞれに積んでいた黄金は如何ほどでしょうか。kg単位ではなくdでしょう。サルベージが行われたものもあるようですが見つかったものは少ないようです。海賊船が海底に集まっていたのは、パイレーツ・オブ・カリビアンのワールドエンドの世界ですが、広い海底にそれも平面ではないところに沈んでいてはサルベージもままならないのは推察できます。
この船は、マラッカを出港しゴアに向かう途中で、胡椒や宝石、金を散りばめた工芸品など多くの貴重品を積んでいたようです。この積荷のいくつかも展示されておりますが、こんなのが海底には幾つもあると思えば、小さいときに用水を堰止めして水をかい出し魚を捕まえたことを思い出します。
パイレーツ・オブ・カリビアンで思い出しましたが、ベケット卿が乗っていたエンデバー号は、ネルソン提督のヴィクトリーそのもののように見えましたがいかがでしょうか。でも、あのヴィクトリーが無残に破壊されるのは見るに耐え難いものがありました。当時、戦闘時の船内はあのように凄まじいものだったのだろうと画面に釘付けでした。大砲は飛び交い、マストは折れ、最後は大爆発でした。
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ロングステイ
2007年5月4日
私共団塊の世代が退職しますと、どこか南国でゆっくり余生を暮らしたいと思われている方々が多いそうです。弊社のお客様のなかにもそういう方が何人か居られます。実は私もその一人ですが、雪のある寒い冬だけ南国で暮らしたいと常々思っております。
いろいろ本でも探したり今まで旅行で行ったことがある所を基に考えましても、総合点で一番はマレーシアではないかと考えております。ハワイも勿論いいですが、物価が高い。とても3ヶ月は居れません。その点、マレーシアは日本の約4分の1です。タクシーは初乗りが90円位です。国民はとても親日的です。原住民のマレー系マレー人6割、中国系マレー人3割、インド系マレー人1割の比率で仲良く共存しております。真っ青な海とジャングル、かと思えばツインタワーに象徴される近代的な建築物の大都市、数多くのゴルフ場など過ごすには事欠きません。ゴルフ場といえば忘れられない出来事があります。ジャングルのように大きなやしの木が生い茂った名門ゴルフ場のグリーンエッジには、たびたび多くの珍客が訪れます。野生のサルです。パットが入れば手をたたくようなしぐさをします。不思議にグリーン上には入らないのです。3ヶ月の会員権が約2万円という所もあります。会員権があれば後は何にも要りません。日本は会員であっても6,000円ぐらいは要るでしょう。ずーっと海辺のゴルフ場というのもあります。また、3民族のそれぞれの文化も数多くあり何年いても判らない位です。
私の先輩も何人かロングステイで、行ったり来たりで住んでおられます。。期間はやはり3〜6ヶ月単位です。新潟の方、横浜の方、日本中からこられております。
医療も心配要りません。日本の医師、看護婦、日本語を話せる人もおります。言葉は英語が主ですが、彼らも第2外国語、さほど変わりません。マレーシアは昔から英語教育に力を入れており、都会のほとんどの人が英語を話せます。写真も少しずつ載せていきますが、今しばらくお待ちいただきますように。
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海賊
2007年2月21日
海賊が出没するのはマラッカ海峡ばかりではないでしょうが、ここは日本と大きく関わり合っています。マラッカ海峡を通る8割以上が日本、中国、韓国の船舶であるからです。2006年中でここだけで11件の海賊事件が発生したようです。記憶に新しいのは2005年や、1999年の出来事です。これは毎日紙面を賑わわせていました。
プレジャーボートで沖に釣りなどに出かける時も、1隻の単独では行動せず、3隻ぐらいで連なって出ます。ここはインドネシアとの国境がありますが、瀬戸内海に国境線があるような感じで潮流はとても速く、狭いところでは40kmです。その約半分の20kmを走ると丁度国境です。そこで海釣りをした事もありますが大きい物は釣れませんでした。近くには多くのインドネシアの小さな漁船もいて、お互い牽制しながら釣っておりました。
ではなぜここが海賊のメッカかと申しますと、瀬戸内海のように入り組んだ海岸線と大小の島々、湿地帯で貧しいスマトラ島(インドネシア)の人々、独立を目指す(アチェ)兵士の片割れ、昔からの海賊の子孫などと充分な素地がある訳です。これを数隻の巡視艇で警備を出来る訳がないのです。日経新聞にも載っておりましたが、マラッカ海峡の警備には40〜50隻必要のようです。インドネシアは予算不足で3、4隻しか配備していなく、域外国の影響を懸念するため合同での警備もままならないようです。ですから当分の間、海賊天国は無くならないだろうともいわれております。
大航海時代の海賊船と申しますと、私掠船(プライベーチィア)で有名なのがゴールデンハインドですが、これは国王の許可を得て他国の船をだ捕する認定海賊船とでもいいましょうか、後には何でも捕まえて海賊同様になったとかいわれております。
ザビエルもペリー提督もバルティック艦隊もこのマラッカ海峡を通ってやってきたようです。それだけ重要であったためにヨーロッパのいろいろな国に支配され続けました。ポーランドに始まってオランダ、イギリス、日本も入りかけました。ですから文化も様々、教会には大砲もあります。仏壇に刀を置いているようなもので、なにが本当か、戦いというものは狂ってしまうもののようです。でもここマラッカは早くからイスラム教を取り入れその後キリスト教が入り込んでも、中国系の仏教と共に生き残ってきました。つまり、マレーシアそのものがそうであるように、イスラム教、キリスト教、仏教、しいてはヒンズー教が交じり合って調和され均衡を保っている世界でも類のない地域なのです。
帆船は反戦に通じ、戦争に通じる“男のロマン”では決してありません。私が8年住んだここマレーシアと同じ東南アジアの国で、弊社の帆船を地べたに座って造り続けてくれているヴェトナムの職人に感謝します。彼らに応えたいこの気持ちも柵(しがらみ)でしょうか。
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